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幸せはいつもそばにある
自分の人生を大きく変えるきっかけとなった『京都での出来事』からまるまる1年が経った

過去を振り返りながら書き上げていく作業は『今』の状況に多々影響を受ける…

この1年で学んだ最大のこと
それは、人の幸福は『過去』にも『未来』にもなく『今、すぐここ』にあるのだということ


人生は『今』の連続に過ぎない…


過去(栄光の過去であれ挫折の過去であれ)も未来(希望に満ちた未来であれ不安に満ちた未来であれ)も幻想なのだということ…


人の不幸の大半は『幻想』が比較という手法を使って導かれる一つの現象なのだ!



人は自分が幸福であることを知らないから不幸なのだ(ドフトエフスキー)
ということであろうか・・・



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【2007/07/01 13:13】 | 未分類
誠子の抵抗
電話に出た誠子は穏かな声をしていた

kazuから不条理な申し入れがあったことは既に知っている

「二人で話し合って何とかならないのか?」

そう促していたからだ

誠子曰く、どんな話を持ちかけても全て「お前が悪い!」になってしまうそうだ

誠子がkazuからのメールを転送してきた

“大したもんですよ!ペガサスさんにデザイナーよりも貴女を選ばせてしまうわけだから。ペガサスさんをあまり手玉にとって遊ぶのは気の毒だよ。彼にとって必要なのは売上げを作るということ。それを知りながら妙な理屈こねていくことを押し切って認めさせ、そうなれば僕が参加しないことは計算済みでしょうから。すごい営業力です、感心したな。自分が行けば売上げの結果なんか貴女には関係ないんですね!”
>私が何を言っても、もうこう言うとらえ方をされてしまいますので、私はもうよけいな口出しはしません。全てを私のせいにしているようですので、最後にペガサスさんもお得意先も困らないように出来るのはkazu先生の気持ち一つだとメールしました。


「後はペガサスさんにお任せします」


そう、呟いていた誠子はもちろん、僕がうまくkazuを説得してくれるだろうという淡い期待を抱いていたのだろう


電話に出た誠子に単刀直入に切り出した
さんざん彼とは話をしたけど、どうしても無理だ・・・

誠子・・・ そうかもねぇ…



誠子、悪いけど今回は降りてくれ・・・



   ・・・・・・・
   仕方がないんでしょう?



   ・・・
   ごめん。



   でも、全然納得してないからね!

   もちろん、わかってる。



誠子の声が涙で震えはじめている

さぞかし悔しいだろう
その得意先に何度訪問したことだろう
どれだけ頭を使い、議論を酌み交わしたことだろう・・・


今回のイベントには僕も誠子も特別な思いがある


kazuがそんな大人気ないことを言って通用するんだったら私だって全スタッフを引き上げちゃう事だって出来るんだからね!


もちろんそのとおりだ・・・ 
でも、わっかて欲しいのは誠子とkazuを比較してkazuを選択したってことではないんだ


僕はこのイベントのプロデューサーなんだ

お得意先とそこに来るお客様に迷惑をかけられないが故の結論なんだよ

だから・・・ 
   わかってくれ・・・
誠子の悔しさはよくわかる・・・
   すまない・・・ 
 





誠子はもう明らかに泣いている


お得意先に迷惑をかけてはいけないことを頭では理解しているが、成り行きの理不尽さに感情が抵抗しているのだろう


仕方がないってわかってるの  ごめんなさい・・・

でも、どうしてもkazuのやり方が納得できないの

ペガサスさん、○○社長に話をさせて それで納得するから
いいでしょう?





僕の上司である社長に話しをするという

もちろん、誠子が何ヶ月か前まで所属していた会社だ



なにをどう話すのかはわからないがそれで誠子が納得するのならいい

たとえ3人の関係の全てを話すとしても、それでいい…


わかったよ。 誠子が納得できるように話してみて






誠子はすぐに行動に出た

○○社長と社外でアポイントを取った

それは次の日の午前中のことだった…




【2007/03/07 03:51】 | 未分類
kazuの抵抗
<2006年11月>

この月の中旬に、某所で1つのイベントを開催した

僕たち3人の関係が発覚するずっと以前から誠子と進めてきた企画を取り入れる大仕事だった

構想に約1年近くを費やし、大勢のスタッフが関わりながらやっと本番を迎える

誠子が中心となって立てた企画で僕が得意先との折衝を行い、まさに2人3脚で試行錯誤を繰り返した

時には意見の相違から喧嘩しながらの議論だったが、大きな成果を期待し互いに歩んできた・・・


メインの商品となるのがkazuの作品だった


3人にはいろんなことがあったが、これは仕事であり、お得意様があることなので3人とも個人的な感情は抜きに一つの目標に向かって力をあわせていける

そう信じていた…




あるときkazuから電話があった

kazu今度のイベント誠子が来るなら私は行きません…

えぇ…???


kazuと誠子の大喧嘩がどんな状況で起きたのかはわからないがkazuが錯乱する誠子に腹を立て警察まで呼んで突き放したのだからよっぽどのことだったのだろう

誠子は少し落ち着きを取り戻しており、警察を呼ばれ
【2007/03/07 02:01】 | 未分類
泥酔の果て・・・
血中アルコール濃度が0.31%を超えると泥酔状態になるらしいです

お酒の摂取量だけでなく、アルコールを処理する代謝能力が落ちた状態の時に陥るようだ



あの日、酒量から考えればあんな泥酔状態になることが今でも信じられない

蝕まれた精神が急性アルコール中毒を引き起こしたのかもしれない




意識を失った僕は最寄の警察署へ運ばれた

戻りかけた意識のなかで、一人で帰ろうとするのを複数の警察の方に抑えられていたのをうっすらと記憶している



ああいう状態では人間は感情が剥き出しににるのだろう・・・


声を出して泣いている自分

誰かが「どうしたんだ?」「自宅は?」「名前は?」

聞かれていることにまともに応えていない

とにかく、嗚咽しながら涙をとめどなく流していた

着ていた服は、吐しゃ物と泥で汚れきっている(後日判明したのだが)

顔も髪の毛もさぞかしグチャグチャになっていたことだろう



引き取りに来た妻のこともよく憶えていないが

普段こんな弱い所を見せない僕の汚い姿を見て妻は何を思ったのだろうか・・・




自分の中の何かがはじけた

誠子やkazuに対する怒りが消えた

自分に対する怒りもなくなった

もう、無理に決めるのはやめよう

本当の自分の心と向き合おう


誠子が僕を憎んでいてもいいじゃないか

決して誠子とkazuの仲を邪魔しようとなんかしていないことは自分が一番良く知っている

それでも彼女がそう感じたのなら、もしかしたら僕の態度や言動が勘違いを誘発したのかもしれないことを反省しよう

誤解を打ち消すこともしない

文句も言わない

こっちはこんなに良かれと思っているのに・・・と言う気持ちも抱かない

仕事上の人間関係も、妻のことも、兄弟のことも、その一つ一つに反応している自分も

全ての事象を受け容れ、全てを許す

過去の全てを受け容れ、今を生きる


生きるチャンスを与えられているのだから・・・


なかったことにするのではなく、それがあったからこそ今があるのだ!

全てに意味があったのだ!


自然にそう思えるようになってきていた








【2007/02/28 01:53】 | 未分類
嵐の前の静けさ
誠子ともkazuとも必要最低限なこと意外は連絡を取らなくなってきた

3人の特殊な関係にしばしの平穏が訪れた

僕は誠子に「幸せになれよ」とエールを送り、今生での叶わなかった恋に封印をした

誠子も「幸せになります」と約束し、「ペガサスさんもしあわせになってください」とエールを返してくれた

このまま物語がフェードアウトしていくと信じていたのに・・・

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【2007/02/28 00:17】 | 未分類
あなたを思う
誠子は何かあると、甘えて僕に帰ってくる

でも僕にはわかってきた


何が起ころうとも誠子の心を支配しているのはkazuなのだ…


僕はそれでもいいのかもしれない

苦しんだかもしれないが、苦しむ自分を選択していたのかもしれない

苦しみを味わったお陰で、キラキラと光る人を許す気持ちや人の温もりに気が付いたのかもしれない

だから全てに意味があったのかもしれない…


10月のある日、僕は誠子にメッセージを送った




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【2007/02/18 23:50】 | 未分類
紆余曲折
誠子と付き合っていた5年半の歳月

京都での出来事

一方には「内緒で」と会う時間

メールの転送地獄

数々の妄想・・・



傷つけあうために重ねてしまった3人の関係はなかなか最終章にたどり着かない



僕と誠子の関係は不倫だった
kazuと誠子は純愛だった



それを思って、僕は静かに去っていった


それでもいろんなことが起こるのは、僕に決心が足りなかったのだろうか?


kazuと誠子にはもう障害はないはずなのに、何でそんなに苦しむのだろう?


僕は今でもこの二人がどう落ち着くのかが全くわからない・・・




9月中旬にまた誠子とkazuが喧嘩をした

kazuももう関わりたくないといきり立っていた
誠子はもう駄目だと嘆いていた



そして、何かあると誠子は必ず僕に戻ってくる


突き放せばよかったのかもしれない


・・・・・・


頭では、もう忘れよう 関わらないようにしよう

いくらそう考えても誠子を思う気持ちは変わらないことを思い知らされた




誠子はただ単に僕に甘えている

それは愛ではない




でも僕はあることに気が付いた!

愛されたいと思うのは自分のエゴでしかない




9月中は激動の1ヶ月だった・・・・

書くことも、思い起こすことも憚れるほどの人間模様



紆余曲折を経て、僕は決心した


それは僕の今までの苦しみが溶けていく瞬間でもあった・・・・・・・

 






【2007/02/18 23:20】 | 未分類
決別
誠子との電話でのやり取りを終え僕は思った

虚しい…


それも望みもしない転送地獄に陥ったからなのか…


僕はkazuにメールした

妙なメールと彼女からの電話着信があったので今さっき誠子さんに電話をかけ、途中からプライベートなことでも口論になりました。

彼女とkazu先生がうまくいかなくなったのは、僕と先生が下ネタを話したから、僕が先生に余計なことを言ったから、
だそうです…

もうばからしくて付き合っていられません。

冷たい言い方かもしれませんが、今後はお二人のことはお二人で解決していただけますでしょうか。
その解決の途中でもし僕の意見、確認が必要でしたら時間を作り3人で会いましょう。

3人の関係は、3人の中ではどんなことがあっても仕方がないですが仕事に悪影響は避けたいです。
僕は自分のポリシーに忠実にかつ自尊心を持って仕事がしたいだけです。そして何よりも幸せをつかみたい。
もっと大切のことに時間を費やしたいと思います。




狂った時間を一緒になって過ごしていたくない!


誠子kazu
二人が幸せなら、もうそれでいい!

悩むなら勝手に二人して悩めばいい!

もう僕は関係のない世界に行こうとしているんだから邪魔しないでくれ!


そんな心境でメールを送信した




すぐにkazuから返信がきた

今までのやり取りやメール転送の数々…

思えば、kazuさえ気にしなければこんなメール転送地獄に陥ることはなかったのだ!

ごめんなさい!全てが終わったので伝える方が良いと思ったので。色々のご迷惑謝ります。おやすみなさい…


いつものごとく、kazuは「終わった」と言っているが、まだ何一つ終わってはいないだろう

どうでもいい!


ただ、僕の意図を汲み取ってくれたようだ


終わりにしよう・・・


もう、これで全てが終わったのだ










テーマ:どっちも好きじゃダメですか - ジャンル:恋愛

【2007/02/13 02:09】 | 未分類
転送
lovegiveは限りなく同じ意味だそうです

愛は見返りを求めずにただ与えること…

愛は美しいもの
愛は尊いもの



愛が何であるかを語る気はないが
僕たち3人には、愛を語る資格はないような気がする

与えることを忘れて、ただ奪うことだけにエネルギーを使う


狂気の沙汰

そう…

僕たちは3人とも気が狂っていた

それは美しくも尊くもなく

醜い自我のぶつけ合い、そして苦しむ


因果応報はこの世の真理なのである


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【2007/02/13 01:18】 | 未分類
事実と真実②
僕と落ち会ってからkazuはまず最初に、帝国ホテルで会う前の自分の非礼を詫びた

kazu「この前は失礼な態度を取ってすみませんでした…」

「いえ、もう過ぎたことですから」


そしてkazuは
なぜあのような態度をとるに至ったかを説明し始めた


誠子がkazuにずっと言い続けていたこと…


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


kazu口から出てくる話に僕は耳を疑った

あまりにも事実とかけ離れた内容でもし本当に誠子がそう言っていたのなら、それは誰でも勘違いするだろう



誠子には僕には見せないもう一つの顔があるのだろうか?



ただ僕は昨夜、電話とメールではあるが恐怖に慄いている誠子を知っている


もしかしたらkazuは虚言を呈していて僕を丸め込もうとしているのか?



(だとしたら僕が誠子と交わした会話をkazuにするのは誠子にとって不利益だ・・・)


ただ、kazuの話や態度には偽りの雰囲気が感じられない…


逆に、以前深夜のショットバーで誠子から話を聞いた時(誠子は全てを話すといっていたが)にはどこか不自然さを感じた

“誠子は何かを隠している” そう、感じたではないか…



でもまだ僕は誠子の方を信じてあげたかった
あんなにビクついていた誠子を今まで見たことがない!

しかし、kazuの話しが作り話ではないことはもうわかっていた…



僕はkazuに恐る恐る聞いてみた

「先生、これは正直に教えてください」

kazu「・・・・・」

「先生は彼女に“お前なんかやくざに襲わせる”と言ったかそれに近い表現をしましたか?」

kazu「!!冗談じゃない!!、僕の知り合いに警察関係の人は多いけどやくざの知り合いは一人もいないし、むしろそういうことを嫌っている側ですよ、ありえないですよ!」

「そうですよねぇ・・・」

kazu「彼女がそんなこと言うんですか?」

「えぇ、誠子は恐がっていたし先生から来るメールにも疲れ果てたので・・・ 電源切って寝ると言うから安心したんですけどね…」

kazu「・・・・・・」



「ペガサスさん・・・」


「はい・・・」




kazu「昨日僕と彼女は朝方までメールや電話で大喧嘩してたんですよ!」

「彼女の罵倒する声をお聞かせしましょうか?」
「分かったからもう寝ると言って電話を切っても直ぐに何回も電話を掛けてくるんです!」
「ほうっておくと何回でも繰り返しかけてくるんです」
「おかしくなりそうなのはこっちですよ!」





僕は俄かには信じられなかった



その表情を見たkazuは黙って自分の携帯を取り出し、それを僕の耳にあてて留守番メッセージを聞かせた


「*#%&$!!!!」


僕の耳に、今まで聞いたこともないようなドスを聞かせた誠子の声があった


またkazuは、携帯の着信履歴を僕に見せた

そこにはほぼ絶え間なく続く誠子からの着信履歴が残っていた

(本当だ・・・ ほとんど夜中じゅう繋がってるじゃないか・・・)



さらにkazuは、誠子からのメールを見せようとした

僕はもう耐えられなかった




「先生、もういいです・・・」




誠子・・・

“恐い… 気が変になりそう…” 

と言っていたのは嘘だったのか… 



“もう電源切って寝るね”

と弱音を言うほどオドオドしていたのは演技だったのか…




もう僕には
何が事実で、
何が真実なのか
全く分からなくなってしまった・・・











【2007/02/09 01:54】 | 未分類 | コメント(0)
事実と真実
探偵を使って素行調査をすることにどんな意味があるのだろう?

真実を知りたい…

誰にでもある欲求なのかもしれない

真実とは何だろう?

興信所で分かることは行動の事実だけだ

人は誰も本当の真実を知ることはできない

なぜならば、自分自身ですら真実を見失うことがあるのだから…




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【2007/02/08 22:39】 | 未分類 | コメント(0)
恐怖なのか?演技なのか?
<2006年9月初旬>

辛く過ごした夏も終わり、3人の関係も落ち着いていくのだろうと思い始めていたのに…

僕は誠子から聞いた内容に耳を疑わざるを得なかった

ペガサスさんゴメンネ!今いい?

どうしたの?

実はkazu先生がまた私に探偵張りつけたみたいなのよ…

えぇっ!! どうして?

今回のことでいろいろ揉めて私のことが信用できないのかも…
明日から学院の研修旅行があるんだけど、それだって誰と行くんだかわからない!ってえらい剣幕なの…
もう怖いし、やりきれない…
お母さんにも回りに不振な人や車がないか見てきてもらったりしたの…




誠子は精神的に参っている・・・  と、この時は心底感じていた!


後に知ったことだが、この時に同時進行でやり取りしていたkazuとの電話やメールの内容をふまえると、誠子が恐怖を演じていた!と結論付けざるを得ない

もちろん電話を受けたこの時は誠子が恐怖を演じているなどとは微塵も思わなかった…



僕は話を詳しく聞き、とにかく不安がる誠子を大丈夫だらからと励まして、その場を離れないようにアドバイスした



誠子から聞いたの話によると

帝国ホテルの会談以来情緒が不安定でいつも責められる
誠子のことを信用せず興信所に素行調査をさせた
何度も電話とメールで繰り返し脅しに近いことを言われた
自暴自棄になって誠子のことも、ペガサスさんのことも全部ぶちまけてやる!と意気込んでいる
仕事のことでも意見が合わずそれも気に入らない原因のひとつだ




誠子とkazuの二人の会話を直に聞いているわけではないので詳しいことはもちろん分からないが、本来ならば二人で解決してもらいたいと思った

僕自身はもうこの関係をフェードアウトしていきたいと心から思っている

正直、関わりたくない・・・

ただ、少なからず“という存在”が二人の仲違いの原因に何らかしらの影響があるのは間違いないのだろう


それに、誠子がこうして助けを求めてくる以上、力になってあげたい… 守ってあげたい…


なぜならば、本当はまだ誠子を好きだから・・・



僕は自宅に帰ってからもイザと言う時のため(誠子から連絡が来た時のため)に遅くまで待機していた

誠子からのメールにも直ぐに返信をして安心させた


探偵を張りつけた証拠にタバコを集合ポストに入れたらしいから確認してきます。

行ってもいいけど直ぐに帰ってメール返信してね

心配させてごめんね。とにかく怖いから家に入りました。何でこんなことするんだろう。
ペガサスさんに対しても何をするかわからない・・・
明日会社に行って全部話すって言ってるし・・・


大丈夫だよ。彼はそんな大胆なことをするタイプの人じゃないから。
それに、話しされたって僕は別にいいよ。誠子が心配しなくていいからね


ありがと…でもこんな話でごめんなさい。本当に恐かったから…。



その後も何度がメールをやり取りしていたが、kazuからも頻繁にメールがきているようだ


ごめんね。としかいえない。まだメールが続いています。とっておいた方がいいかと思う?どうしたらいいか…。


どんなメールが来ているか分からないけど、たぶん彼も興奮状態なんだろうから返信内容はよく考えてね


僕は誠子の事が心配だが、kazuの事も少し気になっていた

何がどうであったのかが分からないが、今は人間不信に陥って独り誰もいない部屋で荒れている・・・
誠子の言動に傷ついたのも事実だろう…
ただ、もしかしたら誠子が言うようにkazuは酒乱で被害妄想の激しい男なのだろうか… 本当にそうだろうか・・・



わからない・・・



少し時間を置いて誠子からメールがきた
kazuからのメールを一部転送しているようだ


本当に恐いんだけど… “最後にありがとう。あなたの人生から消えますね。”

まじに私に何かないよね?   “もう寝ます。おやすみなさい!明日すべて犠牲にすると言われるかもしれないけど自分を貫くことにします、おやすみなさい!”

これっておどしだよね?   “オヤスミ よかったもうこれで僕とのホットラインはお仕舞いにして若い優秀なギャルソンに目を向けましょう。寝ますね、思い出を抱きながら。貴女は目を開けてることとの戦いかな?”


ずっとこんなメールだよ!気が変になりそう。


本当にごめんね。ありがと。ただメールが途絶えないから…。なんでびくつかなきゃいけないんだろうね。


本当にごめんね。マジで恐怖を感じている私がいます。おまえなんか普通はやくざに襲わせるとかいうんだよ!今日はもう本当に恐いし、メールも止まらないので電源を切ってねます。本当に本当にゴメンネ。ペガサスさんを煩わせることしてして。でも何かあっても、知ってる人がいると安心だから。本当にゴメンネ。


僕は「電源を切って寝る」という誠子のアイデアに賛成した

僕もこれでひとまずは安心できる

それにしても、この二人は何故にこんなにもいがみ合い、ドロドロとしてしまうのだろうか?

(僕たち3人の話し合いは十分でなかったのか?)

やっと落ち着いていくと思っていたのに・・・

でも運命は、まだ穏かさを提供してくれなかった!!

この時のドロドロは、まだ序の口にすぎない

それどころか僕は、
拭いきれない沈殿物に足を捕られ、
少しずつそのドロドロしたなかに全身ごと巻き込まれることになるのだ!














テーマ:どうなるんだろう - ジャンル:恋愛

【2007/02/05 01:46】 | 未分類 | コメント(0)
つかの間の和解
帝国ホテルの会談の後、kazuと誠子は時間をかけて話し合ったようだ

プライベートなこと、ビジネスのこと…etc

とにかく僕に対しては

私情は抜きにして仕事を最優先に考えよう


社会人としての最終判断だった



誠子さんと話し合いました。今後はわだかまりなくやっていきたいと思います・・・


ビジネス的には、ひとまず安心した


ただ、その安心もほんのつかの間のことでしかなかった…





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【2007/02/01 02:13】 | 未分類 | コメント(0)
深夜の公園
帝国ホテルからの帰り

その日3人で話したことを反芻していた


3人がそれぞれに抱いていたわだかまりが今回のこの話し合いで少しは改善されるのだろうか?


「事実」で苦しむことは少ない

その瞬間だけの衝撃ですむ

過去の事実は決して変えられないから、受け止めなければならない


だが、「妄想」は常に変化し少しずつ精神を蝕んでいく


よせばいいのに、あれこれと思いを張り巡らして自分が作った妄想の正当性を確かめる



二人でお気に入りのあの歌を聞いている時、僕ではなくて彼を思い起こしていたんだ…

本当は僕ではなくて彼と旅行に行きたかったんだ…

あの時遅くまで頑張ってくれた仕事は彼の為にしてんだ…

あの時の言葉は… あの時のしぐさは… あの時の微笑みは…

全部彼に向けていたんだ!!




きっと僕だけではない

kazuも同じような苦しみを抱いている



そしてその妄想に苦しんでいる二人を見て誠子も苦しんでいる
事実を責められるのは仕方がない
でも、そうじゃないことを言われて責められるはどうしようもない・・・





誠子のことを考えた

(kazuといることが幸せなんだろう…)



そうだ、祝福してあげなければいけないんだ
僕が幸せにしてあげることはできないんだ




駅を降りて歩き始める

(少し回り道をしよう)

広い公園があった

昼間は子供たちで賑わっているがこの時間には誰もいない

ベンチに座り遠い星空を眺める

誠子と二人で同じように星空を見た日が思い起こされた

滝のように涙が流れてきた

誠子のことは
諦めよう…
忘れよう…
考えないようにしよう…



ずっとそう言い聞かせていた

そしてさっき誠子とkazuを祝福してあげようと誓った



でも、できない…



自分の心が叫んでいた



(諦められるわけないじゃないか!)


心も体も
全部覚えている


(忘れられるわけないじゃないか!)




ずっとずっと我慢していた感情が怒涛のごとく出てきた

もう、隠しきれない



今日は涙を我慢するのはやめよう


深夜の公園で涙が涸れるまで泣き続けていた・・・

思い出を一つ一つ薄めるために・・・



【2007/01/30 05:48】 | 未分類 | コメント(0)
帝国ホテル
コミュニケーションにおいて文字や言葉は道具でしかない

この道具は両刃の剣だ

人を和ませ、暖かい気持ちにさせてあげられることも出来れば
深く傷つけ、不幸を作り出すことも出来る


情報の伝達にも言葉は重要な役割を果たすが
言葉が伝わる過程でニュアンスが変わることが多々ある

丸いものが丸く伝わらないのだ

人は皆、受け取り方がまちまちだから…


きっと、彼が言っていたのは「黒ではなく白」という意味だ
           ↓
彼が言っていたのは、きっと「白」という意味だ
           ↓
彼は「白」と言っていたから「黒」と言う話は嘘だった
           ↓
彼は、全く反対のことを言っていた…





伝言ゲームのように多くの人が関わると最後はとんでもないことになったりする

育った環境や経験、感性が違う人間なので多数になればなるほど言葉の伝達は難しい

ただそれがたった二人きりで話しているときでも、もしどちらかに何らかしらの意図があれば真実とはかけ離れた情報が伝わることがある


そこに悪意がないとしても


それが時として人の判断や思考を大きく狂わせることがある



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テーマ:たとえ結ばれなくとも - ジャンル:恋愛

【2007/01/29 00:55】 | 未分類 | コメント(0)
深夜のショットバー ②
久しぶりに会った誠子はだいぶ疲れていた

どんな話をしたのかはよく憶えていない

とにかく、その時に知った事実は

誠子がグアム島へ出発する日、空港でkazuが待ち伏せしてたこと

その後1週間ちかくはkazuのマンションに一緒にいたこと

kazuが興信所を雇い何回かに渡り行動を監視したこと
(場合によっては僕にも素行調査をかけていた)

僕とkazuが会って話したことや電話で聞いたことの事実確認を執拗に詰問されたこと




僕は誠子からの話を聞きながら、何か腑に落ちないことがあった


誠子の話は事実なのだろう…
でも、だからといってkazuがとった態度の豹変につながるようなことがなかったのだ


僕はこの1ヶ月誠子とプライベートでは会っていない

仕事上でもkazuや誠子の不利益になるような行為はない(はずだ!)

仮に素行調査をされていたとしても何一つkazuの怒りを買う行動がない




誠子は何かを隠している

もしくは意図的にコントロールしている



何かが煮え切らないまま僕らは店を出た


時刻は既に深夜3時


タクシーに乗る誠子を見届け、僕は歩いて帰路についた


歩きながら、明後日に会うkazuとの約束には誠子も同席してもらうことを進言しようと考えていた

3人で会うことで、何かが明らかになるはずだ


そしてそこで最後にしよう


そう心の中で決めていた・・・





【2007/01/27 00:50】 | 未分類 | コメント(1)
深夜のショットバー ①
遅い時間に誠子から電話がかかってくることはめずらしい

ましてやプライベートな内容の話しをすることはもう1ヶ月くらい遠ざかっていた

誠子「さっきまでkazu先生と一緒だったの・・・」

「あぁ、そうみたいだね・・・」

誠子「あんな言い方するなんて・・・」

誠子とkazuの会話がどんな内容かは知る由もないが二人で話していたことがさっきの暴言につながっているようだ

困惑する感じでいる誠子に僕は尋ねた


「まだ、先生とつきあってるのか?」

誠子「うん・・・」

「・・・・・・・」


約1ヶ月前、もう全てを終わりにして心を整理すると言っていたが
そんなにあっ気なく心の整理が付いたのだろうか?


kazuからのメールによると美容師と結婚前提のお付き合いをしているのかと思っていたが…


僕は心の底で燻っている誠子への思いを自らの意志で押さえ込んでいる



(誠子も狂った関係を終了して新たな幸せを掴む生き方をしているのだからそっとしてあげよう・・・)


だのに、なぜ・・・



誠子とkazuがいまだに付き合っていることを聞き、嫉妬とは違う疎外感みたいな感情が起きた




誠子「ペガサスさん今から出てこられる?」

「あぁ、いいよ…」

誠子「会って全部話すね…」




深夜1時頃だ

誠子はタクシーでこちらに向かってくる

僕は少し先に行って誠子を待っていた


待っている間にkazuからメールが来た!



kazu申し訳ありません。今後一切あなたの仕事お断りします!


とにかくもうすぐ誠子が来る
事態を掴むまでは感情は抑えておこう

何をどのように思って発言しているのかが分かりませんがキチンとした理由を説明することなく仕事をしないという態度は僕には理解できません。明後日会って僕なりに判断させていただきます。


お好きに。

と一言だけ返信があったかと思ったらすぐにまたメール


今日も明日も興信所ははりついていませんから!


もうなんだか訳が分からない・・・


そうこうしていると誠子がやって来た


僕はkazuからメールが来たことは伏せておき、よく二人で行っていたショットバーへ入った

蒸し暑い夜だったので店内の程よい冷気が汗ばんだ肌に心地よかった

二人してよく来ていたお気に入りのバーだ
誠子とこんな状況でここへ来るとはついこの前まで少しも思っていなかった



そこで僕はこの1ヶ月の間に起こっていた様々な事実を知ることになった

【2007/01/27 00:15】 | 未分類 | コメント(0)
豹変
<2006年8月末>

kazuからのメール


バカ!


その言葉の意味をしばらく考えてみた

何度も画面をスクロールしてみたが携帯の画面は「バカ!」の一言だけを映し出したまま動かない

仕事のことだろうか?
誠子とのことだろうか?




いずれにしても「バカ」呼ばわりされる理由はない





僕はkazuに電話を掛けた

「先生、どうしたんですか?」

kazu「あなたは嘘つきだ!」

語気が荒い

kazu「今どこにいるんだよ!俺たちは○○にいるからすぐに来いよ!」

“俺たち”とう複数形を使うからには二人でいるのだろう
それが誠子であることは間違いないだろうが、そこに呼ばれる理由がさっぱり分からない
(その時は夜の10時頃だと思う)

「なんでそんなことを言うんですか?」

kazu「***********」

何かいろいろ言い始めていたが突然電話が切れた

すぐに掛け直す

kazu「とにかくいつなら出てこれるんだ!」
「どこに行けばいいんだよ!」
「あんたが決めていいよ!そこまで行くよ!」
「早く言えよ!」

ここまで来るといくらなんでも失礼の度がすぎている


「なんでそんな言い方されてまで出て行かなきゃいけないだよ!」

また電話が切れた


(意図的に切っているのか?)


しばらくほっておいたら今度はkazuから電話がかかってきた

kazu「とにかくいつなら会える!?」

さっきよりは口調が穏かだ

「ご存知のように明日からは○○関係のイベントがあるし明後日の夜なら都合つけますよ」

僕も冷静にやや穏かに返事した

kazu「わかった、その時は絶対嘘はいわないでくれよな」

「もちろんですよ、僕は最初から何も嘘なんかついていませんよ」



7月末に3人の関係が崩れ、誠子ともkazuともプライベートで会うことはなかったのでこの1ヶ月の間に起きた出来事(kazuが成田空港でグアム行きを阻止したことなど)は何も知らなかった



僕は誠子の事は“もう、終わったのだ・・・”と自分に言い聞かせいていた

誠子とkazuのことは気にはなったが考えないようにしていた


(何がなんだがさっぱりわからない…)


kazuの突然の変貌に誠子が絡んでいることは間違いないが考えてもしょうがない

明後日に何らかが分かるだろう…

僕は気にすることを止めて帰宅した



そして、その日の深夜…

誠子から突然電話がかかってきた!

誠子「遅くにゴメンネ・・・」

それはあまりにも力のない声だった…







【2007/01/26 00:00】 | 未分類 | コメント(0)
無謀と愛
興信所や探偵に依頼をした人はどれくらいいるのだろうか?

全国に興信所は3000から4000社くらいあるそうです

インターネットの検索エンジンで「興信所」や「探偵」とキーワードを入れると1,000,000以上のページがヒットする

企業調査や家出人調査など仕事や切羽詰まった状況での依頼が多いのだろうがいわゆる浮気などの素行調査はものすごい件数であるらしい

個人情報保護が叫ばれ始めてるが、素行を調べる功罪を論じるつもりはない

ただ僕は、kazuが行ったこの大胆な手段を目の当たりにし
kazuが誠子に抱く想いが僕の持っている尺度では測れないことを実感した

この想いもまた、SM関係にある二人の“究極の愛”なのだろうか…

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【2007/01/24 00:07】 | 未分類 | コメント(0)
後片付け
<2006年8月>

僕はこの年のこの夏の日々を決して忘れることはないだろう

深い暗闇での自分自身との戦い

他人と自分を比較することの愚かさを身をもって体験した



毎日いろいろな人と会っているのに、
笑顔で会話を楽しんでいるのに、
見るものや聞く音楽に感動したりも出来るのに、
仕事を前向きにとらえなおして着実に元気を取り戻し始めているのに、



静かな空間で自分自身と対面すると

どこからともなく襲ってくる孤独感…




(わかっている…)




どんなに自分を紛らわそうとしても自分自身の深い部分が右往左往している姿が頭から離れないでいる


それは未練があるからではない
それは悔しさがあるからではない


この時のこの状況が受け止められないのだ

まるで、部屋中に散らかしてしまったオモチャを片付けられないでいる子供のようである

散らかしたのは自分なのに、楽しんだのも自分なのに、何をどこから出したのかさえもわからなくなってしまった




誠子とは仕事では頻繁に連絡を取り合っていた

誠子と同じ現場に入り、夜は二人で食事をすることもあった


誠子「来週から1週間連絡が取れないからよろしくね」

「海外に行くのか?」

誠子「そう・・・グアム島へ」

この時期はいつも誠子と僕はバリ島へ行っていた
6月に発覚していなければもしかしたら今頃はバリへ行っていたのだろうか?


グアム島へ誰と行くのだろうか?
まさかkazuと一緒なのか?



もちろん気になったがそれを聞く気にはなれなかった

そう、僕たちは終わったのだ…
もう気にしてはいけないのだ…

深い部分では燻っている気持ちを意志で押さえ込んでいる




誠子がグアム島へ旅立ったであろう日、久しく音沙汰のないkazuから突然メールが入った

その内容に僕は度肝を抜かれた

誠子さんは今年の2月から結婚を前提で交際している38歳の美容師がいました。グアム島の旅行はそこの社員旅行でした。


【2007/01/23 00:30】 | 未分類 | コメント(0)
終焉
一度は消えたフラッシュバックが再び甦ってきた

6月末の京都での出来事

あの日、3人で飲んだ時の誠子とkazuの激しい口論はこの二人にとってはただの前戯に過ぎなかったのだ…

そして誠子は前戯の後に必ず呼び出しがあることを確信していた

抗えない欲情が出来上がっていて前後の見境なく行動に出たのかもしれない


どんなに不自然だろうとも僕とのベットよりkazuのベットにいきたい


優しく包まれる事よりも、厳しく支配される事を選んだのだ

のぞき窓越しに見た誠子の潤んだ瞳がフラッシュバックする…




眠れない日々が続き、激しい動悸に苛まれた

病院で診察してもらったら心拍数が200以上もあり、薬に頼らざるを得ない状態である


おかしくなったのは僕だけではない
kazuも仕事が手に付かないほどに狂っていた
サディストの自信が崩壊していたのだ


誠子もまた心のバランスが取れず二人の男に決別を宣告せざるを得なくなった



僕と誠子とkazuの3人の関係は完全に崩壊してしまった


これで全てが終了するかと思っていたのだが…







【2007/01/20 23:05】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
SとM
自分の両親が実は本当の親ではなかったとある日突然知らされたらどう思うだろうか?

卑近な例だが、僕の父親がまだ中学生の時に育ての親(その時までは実の親だとに思っていた)に実子ではない事実を告げられそうだ

父親曰く、幼少時代から常日頃に
(何か変だなぁ…)
(他の兄弟と違うなぁ…)
とずっと思っていたそうだ


そしてある日突然告げられた真実


その時のショックはどれ程のことだったろうか…


それとは比べようもないことだが、誠子とkazuのもう一つの関係を目の当たりにした僕はそんな心境に近かったかもしれない…


女性とはこうであろう…  女性にはこう接するべきだ… と漠然と抱いていた捉え方が塗り替えられてしまったのだから


誠子はマゾヒストだったのだ…

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【2007/01/19 01:34】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
男たちの密談②
誠子からの電話に思わず顔を見合わせた

誠子は、今日僕たち二人がまさかこうして会っていることは少しも予想していなかったはずだ

誠子とは昨日の朝から何度かメールや電話のやり取りをしていたので、本来なら今日は僕が営業で千葉方面へ出かけていることを知らされている

広島空港が霧で閉鎖され行動の変更を余儀なくされこうしてkazuと会う時間が作れたことは想像していない



しばらく着信画面を見ていた僕は思い切って電話に出てみた



誠子もしもしペガサスさん今どの辺にいるの?

もう東京へ戻ってるよ

ほんとわたし今ね、打ち合わせで銀座にきているの!
これから一緒に飲みに行こうよ

ごめんよ。この後お得意先と約束しちゃったよ・・・


まさか隣にkazuがいるとは思っていない誠子は饒舌に話をし、今日の逢瀬が難しいことを残念がっていた


じゃあまた今度連絡してね


電話を横で聞いていたkazuはどのような話をしていたかよくわかったはずだ


そして今度はkazuの携帯に着信があった!


kazuが着信画面を見る

kazu「誠子からです・・・」


僕とkazuは目を見合わせた
僕との電話を切ってほとんどすぐにkazuにかけてきたのだ


kazuはいもしもし・・・

誠子******誠子の話している声は聞こえない…

kazuいまどこにいるんだよ!

えっ!渋谷にいる?・・・・・なんで俺が渋谷に出て行かなきゃ行けないんだよ!

友達と飲んでるんだよ!

いいじゃないかどこでだって!




銀座にいるはずの誠子が今度はkazuを渋谷へ誘っている・・・
渋谷はkazuの自宅のすぐ近くの場所だ

kazuが出て気安いように自分が渋谷にいるかのようにして話していたのだろう



電話を切った後、kazuと僕は誠子が取った行動をあれこれと分析していた


どんな会話だったかは思い出せないがその後、一時間ほどいてそのお店を出たはずだ(この後の出来事が熾烈で記憶があいまい…)



外に出ると夏特有の湿った生ぬるい風が顔にあたり不快な汗がにじみ出そうだ


ただ僕は、
不快な思いが、
夏の夜のぬるい風のせいだけではないことを感じ取っていた・・・



さっきから気になっていたのだ…

はじめて聞いたkazuと誠子のプライベートな会話

kazuはいつもあんなにきつい、ドスの聞いた口調なのだろうか?



kazuは今から誠子を呼び出してみると言って電話を掛けた

誠子がこの場に来るか来ないかはどうでもよかった

ただ今度は少し注意深くkazuの口調を聞き取るために耳を澄ましていた



そして僕はkazuと誠子の会話を聞き
今までの人生を違う色で塗り替えられたような
激しい衝撃を受けた…
【2007/01/12 23:44】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
男たちの密談①
誰もがみな臆病なのかもしれない

臆病で弱い部分を誰もが持っていて、強い人は生まれつき強いのではなく、臆病で弱い部分を自分という個性の中で統合できる能力を経験的に身につけた人であるように思う

臆病も味方にしてしまえば自分の周りも違って見えてくる

「他人と過去は変えられない、変えられるのは自分と未来だけ」ということなのだろうか…
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【2007/01/09 00:18】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
人の為
人の為(ため)と書いて いつわり(偽)と読むんだねぇ
                     <相田みつを>

遠慮は美徳ではない

遠慮は判断の決め手を欠く時の態度だ

遠慮はそこに自虐的な精神が宿ることが多い


僕とkazuは遠慮しあうように見せあいながら自分たちの心を偽ってきたのかもしれない…



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【2007/01/06 13:07】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(2)
再び・・・
<2006年7月下旬>
誠子に呼び出された日の3日後
何故だかは忘れたが僕と誠子はまた飲みに行った

そこでどんな会話をしたのかも何故そうなったのかも思い出せないが、その日二人は帰らなかった・・・

だいぶ昔の二人のように手を取り合って、泊まるための買い物をし、浮き足立ってよく行っていたホテルへと向かった

シャワーも浴びずに、お互いの肌の匂いを確かめながら求め合った




朝方、誠子が聞いてきた…




誠子「ペガサスさん、後悔してる?」

僕「なんで?そんな感じに見えるの?」

誠子「・・・・・・ わからない」

僕「誠子は後悔してるのか?」

誠子「全然!」




晴れ渡る青空の広がる朝だった

僕はその日広島へ向かって新幹線に乗った

乗ってすぐに誠子からメールが届いた

正直に言うとね、まだ心の整理が出来てないんだ…
少しずつ元に戻る感じでもいいのかなぁ?


このメールを受け取った時は複雑な思いが交差したが、一つ言えることは誠子がいままでみたいに気持ちを隠して接していないことが嬉しかった

嬉しいという感情もおかしいと思うが、誤魔化し・嘘はイヤだったのだ

誠子が望むことならば僕は受け止めてあげられるよ


今までにはない感情だった

kazuに負けるはずがない

もうこれでいいんだ・・・とあきらめたはずだったのに



【2007/01/06 01:06】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
余韻
誠子は以前、妊娠中絶をしたことがある

誠子が言うにはkazuとの間にできた子らしい(kazuは疑問視している)

相手がkazuかどうかは僕には知る由もないが、誠子が中絶手術をしたことはわかっていた

懸命に隠していたので追求できなかったのだ
(またそれをする権利もなかった)


今、こうやって落ち着いて振り返ってみると誠子の苦しみが、魂のささやきが聞こえてくるような気がする

誠子は同時に二人の男を愛した…

いや、二人の男を好きになることで愛を学んだ…

体も心もとても傷つけた

そんな誠子を想う

(いま、しあわせだろうか…)

時を越えて

もし、またいつの日か巡りあうことがあったら

今度は僕が守ってあげたい

それが今生では叶わないとしても・・・・・・

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【2007/01/05 01:30】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
応急処置
毒を吐く生き物がいる

吐いた毒をどんなにきれいに取り去っても、その生き物が毒を吐かなくなるようにするまでは毒は永遠に消え去ることはない

応急処置だけでは根本的な病巣を取り去ることはできない

僕たち3人が応急処置で作った平和は、そう長くは続かなかった・・・

...続きを読む
【2007/01/04 00:01】 | 未分類 | トラックバック(1) | コメント(1)
晴れ渡る青空
kazuは僕と誠子の別れを納得していない
(僕がkazuのリタイア宣言を納得していないように)

もちろん喜んでもいない

僕が誠子に別れを告げ、それをkazuに報告した日、
kazuと誠子はその夜かなりのメールのやり取り(後日kazuが見せてくれた…)&深夜まで電話のやり取りをしたようだ

きっと泥沼なぶつかり合いをしていたのだろう

僕とkazuでは性格や立場が違うので誠子への話し方はだいぶ異なる

kazuは徹底的に追求するタイプだ(本人談)




誠子もとても深く悩んでいた事だろう

揉め事を引き起こしたのは自分だ

原因を作ったのは自分かもしれないが、自分だけが悪いわけじゃない、でもいったいどうしたらいいんだろう…




僕も深く自分を見つめていた

     自分のことを…
     kazuのことを…
     誠子のことを…

     そして、これからの3人のあり様を…

めまぐるしく移り変わる心境

一旦は「これでいいんだ」と決めたものの

何かをきっかけに動悸が激しくなる

ちょっとしたパニック症候群だったのかもしれない

自分だけを見つめていればよかったのかもしれないが自然と誠子の顔、行動、言動、態度がフラッシュバックする

とくに6月末の京都でのホテルの出来事はあまりにも熾烈な経験でドアが閉まる音がするたびに鮮明なフラッシュバックがあった


自分がみじめ過ぎる…


いっそ恨んでしまえば… でも、憎めない・・・


心の中の雲間が広がったまま仕事もはかどらない

午後一番の来客対応の後、オフィスを出て近くのカフェへ入った



突然誠子からメールがきた



この前、kazu先生とたくさん話をしました。本当は自分がいけないのにペガサスさんを傷つけるようなこと言ってごめんなさい。

ペガサスさんが私に話したことにはkazu先生との絡みでペガサスさんが仕方がなく言ったこともたくさんあるとわかりました。
kazu先生から「ペガサスさんがこんなこと言っていたよ…」と聞いた内容にものすごく腹が立ったこともありましたが、よく考えればペガサスさんの配慮があると思うし、kazu先生の取り違いがあることもよくわかりました。

自分がいけないのですがあれ以来3人ともみんなが疑心暗鬼になった傷つきあっていると思います。
これからはkazu先生ともペガサスさんとも距離を置いて自分自身をしっかり見つめるようにします。

本当にごめんなさい・・・




(・・・・・・・・)

自分を責め続けていた僕は我慢していた涙を抑えることが出来なかった
昼間のカフェで恥も外聞もなく、たくさん泣いた

そして、洗われた心でメールの返信をした

僕もたくさんのことを悩みました。でもいつも思っていたのは3人は3人とも素晴らしい能力を持っていると思います。それをうまく活かしていけるようにしましょう。いろんなことがありましたが、謝ってくれた先ほどのメールをもらい、やっと本当にサヨナラを受け止めることが出来そうです。今まで付き合ってくれてありがとう…


久しぶりに心の雲間が消え、すっきりと晴れ渡った



【2007/01/03 16:48】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
これでいいんだ…
宮崎で一仕事を終えた帰りのことだった

宮崎空港で、その日何度も復唱したきたセリフをいよいよ話す時が来た

携帯電話を握り締め、掛け慣れた誠子のメモリーキーを押す

コール音が長く続いたが、誠子が出た!

もしもし

明るい声が聞こえた…

昨日一緒に食事をしたばかりだ
kazuのことが今でも好きでとても気になるけど、僕のこともとても大切だしずっと会っていたいと言っていた


昨日から考えていたんだけど…
誠子の複雑な気持ちも理解できるけど、俺たちはやっぱり会わないほうがいいと思うんだ…


なんでそんなこと言うのよ!

誠子はkazuを好きだし気になるんだろう?
それなのに僕と会ってたらそれは誠実ではないだろう?
俺には家庭があるけどkazuは純粋に君のことが好きなんだよ
不誠実なのはよくないよ…


僕が言った内容はこれが全てではないが僕の話した内容の何かが彼女の逆鱗に触れたのかもしれない

誠子は逆上した

あんたに誠実だなんて言葉使って欲しくないわよ!!
何よ!勝手な事ばかり言って!ふざけないでよ!!・・・etc


途中省略(というか憶えていない…)

あなたのことを嫌いになってやるから!




羽田空港に到着した頃には東京はすでに夜になっていた

空港発のリムジンバスに乗り車窓に映る自分を見た

(いつかもこんな風に、誠子を思い浮かべながら夜の街を眺めたなぁ)

バスを降り、誠子に別れを告げた事をkazuに伝えた

kazuは一部始終聞きたがったが、微妙なニュアンスはあえては話さなかった

とにかく僕は誠子に別れを告げたことだけわかって欲しかったのだ

もちろん僕はすっきりはしていない…

(これでいいんだ…)


何度も何度も…
何度も何度も、心の中でつぶやいた


これでいいんだ…

  これでいいんだ…





テーマ:どうなるんだろう - ジャンル:恋愛

【2007/01/03 01:56】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(2)
不惑の40代 恋愛模様


人生の充実期40代。ある女性との出会いからこんなにも自分自身を見つめることになるとは… 苦しんで辛かったのは自分だけではない。 恋愛からたくさんのことを学びました。

プロフィール

Mr.Pegasus

Author:Mr.Pegasus
元はめざせ体育教師。今はなぜか営業マン(販売よりは開拓とか企画)
束縛が嫌いで自由(特に精神世界)をこよなく追求しています。

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